ビョーク、「Victimhood」の幻想的なアニメーションMV公開

ビョークが、Gabríela FriðriksdóttirとPierre-Alain Giraud監督による「Victimhood」の幻想的なアニメーション・ビデオを公開した。

このMVは、ビョークが最新アルバム『フォソーラ』のために創り上げた世界の延長線上にあり、「Victimhood」は、自己憐憫、犠牲、母性的なケアといったユングのアーキタイプついて論じている。

過去にビョークの『グレイテスト・ヒッツ』のビジュアルを手がけているGabríelaは、「この歌に魅了された。忘れることができず、夢にも出てきた。この曲は、私がよく考えることを歌っているので、初めて聴いたときから深いつながりがあった。自己憐憫や、ある状況や見知らぬ土地で辛い思いをしたときに、自分がいかに滑稽だったか、いかに可笑しかったか、ということを歌っている」と語っている。

ビョークは、「私はある種、自分がこの種の楽観主義者であるかのような錯覚に陥っている。でも、正直でなければならない。楽観主義者が自己憐憫のしっぽをつかむのは、もっと難しい」と話している。

なお、ビョークは、今年8月の【AIM Independent Music Awards】で<Best Live Performer>に輝いている。

© 株式会社阪神コンテンツリンク