契約社員が1200万円着服 駒沢オリンピック公園の管理業者

 公益財団法人「東京都スポーツ文化事業団」は6日、駒沢オリンピック公園総合運動場(世田谷区)の指定管理者となっているビルメンテナンス会社「オーエンス」(中央区)の契約社員が、施設利用料金など計約1200万円を着服していたと発表した。業務上横領容疑で警視庁に相談している。

 事業団によると、契約社員は利用料金の取り扱い業務に従事していた2021年6月~今年7月、同じく指定管理者の事業団の口座から自身の口座宛てに振り込むなどして着服した。

 別の職員が不審な金の動きに気付き発覚。契約社員は事実関係を認めている。オーエンスは8月に懲戒解雇とした。

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