36歳ダビド・ルイスの欧州復帰は実現せず? 個人間合意のベシクタシュはバイリー獲得

[写真:Getty Images]

フラメンゴの元ブラジル代表DFダビド・ルイス(36)は欧州復帰に対して消極的になりつつあるようだ。ブラジル『グローボ』が伝えている。

かつてチェルシーにチャンピオンズリーグ(CL)初制覇をもたらしたダビド・ルイス。特徴的な髪型とセンターバックながらも攻撃参加を好むスタイルで今なお人気を博す36歳は、2022シーズンのフラメンゴでもコパ・リベルタドーレスを制して南米王者に輝いている。

すでに選手キャリアの終盤に差し掛かり、母国でこのままスパイクを脱ぐと考えられたが、つい先日、ベシクタシュのタルカン・セル会長がトルコメディアに対し、「ダビド・ルイスと完全に合意した。あとはテクニカルスタッフ陣の判断待ちだ」と明言した。

トルコは今夏の移籍市場閉幕までまだ数日あるなか、ブラジル『グローボ』によると、ダビド・ルイスはサウジアラビアのアル・イテファクからのオファーを断ったうえでベシクタシュと個人間で合意。ただ、フラメンゴはチームリーダーと12月まで契約を残し、5月には1年間の延長で口頭合意していたという。

ダビド・ルイス自身も家族がリオ・デ・ジャネイロを離れることに乗り気でなく、少しずつフラメンゴ残留へと傾いているという。

なお、ベシクタシュはマンチェスター・ユナイテッドからコートジボワール代表DFエリック・バイリー(28)を獲得。これにより、ダビド・ルイスの欧州復帰は実現しない見通しが強まっているようだ。

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