北斗の拳ラオウ現る 大黄金展開幕 岡山高島屋 金の置物や雑貨を販売

金で作った等身大のラオウの置物などが並ぶ会場

 金で作った置物や雑貨を集めた「大黄金展」が6日、岡山高島屋(岡山市北区本町)で始まった。人気漫画「北斗の拳」のキャラクター・ラオウや、江戸、明治期に北海道と本州の交易を支えた北前船をかたどった作品など約千点が並び、来場者を魅了している。11日まで展示販売する。

 ラオウの置物(高さ15センチ、319万円)は「わが生涯に一片の悔いなし」のせりふとともに最期を迎えたシーンを再現。10センチ四方の金箔(きんぱく)2千枚を使った等身大サイズ(2.5メートル)も展示している。北前船のオブジェ(全長13.6センチ、1782万円)は、全国のゆかりの地が交流するフォーラムが10月に岡山市内で開かれることなどを踏まえ、初めて並べた。

 会場には仏具のおりん(775万5千円)、七福神をあしらった小判の7枚セット(284万9千円)もある。岡山市南区の女性(78)は「家に飾れば明るい気持ちになりそう。思い切って購入するか、ゆっくり考えたい」と話していた。

 大黄金展は2007年から毎年開催。入場無料。午前10時~午後6時15分(11日は同4時まで)。

金で作った置物などが並ぶ会場

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