複数選手との契約延長を目論むユーベ、最優先はラビオか

[写真:Getty Images]

ユベントスはフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)との契約延長を見据えているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

マンチェスター・ユナイテッド移籍の噂が立ち上りながら、契約満了直前の6月末にユベントスとの契約を1年延長したラビオ。シーズンが開幕してからはここまで3試合連続の先発出場を果たしており、引き続きマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で中盤の主力として戦っていくことが期待される。

この契約延長からはまだ3カ月しか経っていないものの、ユベントスはラビオとのさらなる契約延長を最優先事項に掲げているという。今回は契約満了が迫るより前に手を打つつもりのようで、ラビオの代理人を務める母・ヴェロニク氏との交渉を秋に予定しているようだ。

一方、どのような条件で話を進めるかはまだ決めかねている模様。前回と同様の短期契約、もしくは3〜4年の複数契約を検討しているというが、複数年契約の場合は現在の700万ユーロ(約11億1000万円)という年俸を下げる意向のようだ。

なお、ユベントスはポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)やイタリア代表DFフェデリコ・ガッティ(25)、さらにはイタリア代表MFフェデリコ・キエーザ(25)との契約延長も画策しているとのこと。シュチェスニーとの交渉は12月までに決着がつく見込みだという。

2025年6月に契約が切れるキエーザに関しては、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏がキエーザの代理人と良好な関係を築いており、フリーでは去らないという約束をとりつけているとのこと。キエーザの獲得を狙う他クラブとの交渉で優位に立つためにも、ひとまず2026年6月までの契約延長を目指すようだ。

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