タイ・バンコクの「日本博」で岡山県が魅力PR/テレビせとうち、シーガルズ、岡山理科大も総務省事業で連携し出展【タイ】【岡山】

タイの首都・バンコクで日本の文化や食をアピールする展示会「バンコク日本博」が、9月1日から3日まで行われました。タイからの観光客を増やそうと岡山県も出展し、観光地などの魅力をPRしました。
バンコク日本博は、日本の文化や食べ物に触れてもらおうと、8年前から年1回ペースで開かれています。今年のテーマは「日本(にっぽん)大好き」。会場には日本全国から300以上のブースが出展し、海外でも人気のアニメやコスプレといった日本の新たな文化をPRするブースや寿司、ラーメンなどの日本の食も登場。3日間で過去最多となるおよそ13万人が来場しました。
岡山県は初参加で、インバウンド獲得が狙いです。若者を含めた幅広い世代に岡山の魅力を知ってもらうため起用したのが、タイ向けに日本の情報を発信するインフルエンサーの白鯛憲司さんとReikoさん。8月、県のツアーで訪れた倉敷美観地区や蒜山高原などの魅力を動画でPRしました。
来場者のタイの人からは「果物園で自分でフルーツ狩りをして食べることができるのが面白いと思った」「桃太郎がいる吉備津神社に行きたい」などの声が寄せられました。
岡山県は、ジェトロ岡山、タイにもファンが多い岡山シーガルズとともにタイ直行便誘致を目指していて、この日本博を機に路線開設の機運を一層高めたいとしています。
テレビせとうちもこの岡山県の活動と連携しています。今年度、総務省事業の採択を受け、岡山シーガルズ、岡山理科大学などと合同で、日本博に県の魅力をPRするブースを出展しました。今年12月にはタイのテレビ局で、岡山をPRする番組も放送する予定です。

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