「岡山県美術展覧会(県展)」が開幕【岡山市】

「県展」の名で親しまれている岡山県内最大の公募展「岡山県美術展覧会」が9月6日、岡山市内の2つの会場で開幕しました。
会場の一つ岡山県立美術館では開会式が行われ、関係者がテープカットして開幕を祝いました。
今年の県展には日本画、洋画、工芸、書道、写真、彫刻の6つの部門に2426点の応募があり、1222点が入賞・入選しました。
洋画の最高賞「Egg」を出展した反橋由美子さんは2011年以来、2度目の受賞です。卵のあふれるような生命力を大胆かつ緻密なタッチで描き出しています。
県教育長賞を受賞した木村展山さんの彫刻作品は、紙粘土やつまようじ、梱包用の緩衝材など身近な素材を用い、金属スプレーで着色しています。
会場には多くの美術ファンらが訪れ、1点1点心ゆくまで鑑賞していました。
県展岡山会場は2期に分けて9月17日まで、岡山県立美術館と県天神山文化プラザで開かれます。
21日からは津山会場で10月2日まで開催されます。

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