水泳代表・平井コーチをけん責 内部事情をSNS発信

平井伯昌氏

 日本水連は6日の常務理事会で、7月の世界選手権(福岡市)で競泳の日本代表コーチを務めた平井伯昌氏にけん責処分を科すことを決めた。大会終了後、リレーの選手起用を巡る経緯などの内部事情を交流サイト(SNS)やメディアで発信したことが規定に抵触すると、同日開催した倫理委員会が判断した。

 また平井氏が世界選手権閉幕翌日のミーティングを欠席したことなどが行動規範に抵触するとして、来年2月末まで水連の強化事業への参加を自粛することを求めた。平井氏は了承したという。23日開幕の杭州アジア大会は既に辞退している。

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