沖合で22時間漂流の男性を救助 漁師らに感謝状 宮城海上保安部

7月、宮城県東松島市の沖合で釣り中にボートから転落し22時間漂流していた男性を救助したとして、漁師ら6人に宮城海上保安部から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、県漁協鳴瀬支所の青砥久美支所長や漁師の高橋源助(さんら6人です。

6人は7月、東松島市の沖合で転覆したボートの近くに80代の男性が浮いているのに気付き、協力して船に担ぎ上げ救助しました。

高橋源助「船を押さえて小さい船だから、それで何とか。そこまで生きてるような状態だったんですね。助かって良かったですね。私もそれで一安心しました」

救助された男性はボートで釣りをしていた際バランスを崩して転落し、22時間漂流していたということです。

男性は衰弱した状態でしたが、けがなどはありませんでした。

宮城海上保安部木下秀樹部長「一致協力して救助に当たった、救助されたということで非常に素晴らしいと思います。本当に感謝申し上げます」

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