路面電車直結の新広島駅 工事中内部が公開 2025年春開業予定

2025年春の開業を目指している広島駅新駅ビル。6日、内部が報道陣に公開され、現在の姿が明かされました。

岡森記者

「着々と工事が進む広島駅新しい駅ビルです。骨格も徐々に完成し全体像が姿を現し始めています。」

工事中の広島駅新駅ビル。複合映画館やショッピングセンターホテルなどが入り、「せとうちの玄関口」にふさわしい、大規模な駅ビルを目指しています。

そして、6日報道陣に公開されたのは中央アトリウム空間。

岡森記者

「現在工事真っ只中、新しい駅ビルの3階に来ています。そして見下ろした先の2階には、路面電車のホームができるということで、簡単に乗り降りができるようになるんです。」

広島駅を発着する路面電車4路線が乗り入れることでJRへの乗り継ぎ時間の短縮。路面電車での市内中心部へのアクセスも約4分短縮できるといいます。

岡森記者

「完成予想図のこのあたり3階にできるのが”雁木テラス”です。実物大の模型になるんですが、階段状になったところに腰掛け、コーヒーでも飲みながらゆっくりとした時間を過ごせそうです。」

6日は、広島市の松井市長らが訪れ、担当者から工事の進ちょく状況の説明を受けました。

広島市・松井市長

「新幹線から路面電車に直結するような駅の構造を持った市は、広島以外にないんじゃないか。」

JR担当者

「優しい広島のイメージをそのまま駅ビルに表していただいて、広島に来られる方が笑顔で何回も来ようと思える駅になっていければ。」

着々と工事が進む新しい広島の玄関口。駅ビル工事の進ちょくは現在6割ほどで、2025年春の開業予定です。

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