違法薬物問題で無期限活動停止処分になっている東京農大ボクシング部で、個人での試合出場などの活動は認められていることが6日、大学への取材で分かった。既に試合に出場している部員がいるという。
同部では7月から今月5日までに部員4人が大麻取締法違反容疑などで逮捕された。大学は部の団体としての活動や、部室入室を禁止している。一方、広報担当者によると、個人での活動についてはアマチュアを統括する日本ボクシング連盟にも相談し、制限しないことにした。
7月に問題が発覚した後、逮捕された部員が試合に出た例はなく、辞任届を提出した部長や監督がセコンドにつくことは認めていない。