自民党・長島昭久衆院議員登場!国民民主党代表選挙をどう見た?連立入りの可能性は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年9月5日に公開された動画ではゲストに自由民主党衆院議員の長島昭久氏をお招きし、国民民主党代表選挙と自民党との連立について語っていただきました。

国民民主党が与党になる可能性はある?

【このトピックのポイント】
・国民民主党代表選挙は今後の野党のあり方を問うものになった
・長島氏は国民民主党の連立入りに期待するも実現には高いハードルも
・代表選挙の中身について長島氏「立憲民主党の代表選挙よりはるかに面白かった」

長島氏のプロフィールは以下の通りです。

タレントの石原良純氏と小学校からの同級生だった縁で、石原伸晃氏の公設秘書となった長島氏。その後の1993年の衆院選では伊藤達也氏に誘われたものの、出馬の覚悟が決まらず渡米します。

帰国後、民主党から声がかかり二大政党制の政権交代可能なシステムの構築を目指し2000年の衆院補選に出馬しますが惨敗。2003年の衆院選で初当選し、7回の当選を重ねています。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして長島氏に回答していただきました。

時事ネタにヒトコト!

甲子園決勝「応援のせい」がトレンド入り

慶応大学在籍時は応援団長を務めた長島氏。準決勝は現地で応援したとのことで「僕らの頃は県大会の1回戦で負けてましたから」と、喜びもひとしおのようです。

物議を醸した猛烈な応援に対しては「ちょっとやりすぎちゃったのかね」とコメント。大学野球の応援との違いに言及しつつ、「応援のせいで負けたというのは選手がかわいそう」と一部のネットの声に同意しました。

秋本議員への資金提供「国会質問への謝礼の趣旨があった」

洋上風力発電事業をめぐる汚職事件について、長島氏は秋本氏の再生可能エネルギーに関する国会質問は問題ないとしつつ、特定の会社に肩入れしてしまったこと、また趣味の競馬と絡めてしまった点を問題点として指摘しました。

また、長島氏は政治家の役割について「1つの事案で困っている人を助けることで、同じように困っている人たちの問題を制度で解決する」とコメント。

秋本氏のように1つの企業にのみ便宜を図ることや供与を受けることは、あってはならないこととしました。

国民民主党 玉木代表再選どう?

先日行われた国民民主党の代表選挙では、長島氏と民主党時代に共に活動した玉木雄一郎氏と前原誠司氏が代表の座を争いました。

政策実現のために与党との協調も辞さない玉木氏と、野党連携の強化を目指す前原氏の戦いを「今の野党全体のあり方を改めて問い直すもの」と長島氏は評価。再選した玉木氏がどのようなかじ取りをするのかを今後の注目ポイントとして挙げました。

すでに話題となっている自民党との連立について長島氏は「言うは易し行うは難し」としつつ、減税の実現などに言及し「連立してほしいと思う」と期待を寄せました。

かつて、民進党が日本共産党と共闘したことを理由に離党を決意した長島氏。野党のあり方についてどのように考えているのでしょうか。

長らく二大政党制を目指してきた長島氏でしたが、民進党を離党した際に執筆した本の中では、連立を組み替えながら政治の質を挙げていく連立型にも言及しています。

玉木氏の是々非々路線について、長島氏は一定の評価をしつつも日本の政治の中では「(与党でも野党でもない)ゆ党路線と言われておそらく30人以上にはならない」とコメント。連立を組み替えるスタイルも受け入れられにくい土壌にあると示唆しました。

長島氏自身も、民進党離党後は連立型を模索したものの、最終的には政策実現のために自民党に入党しています。

長島氏「裏切り者と言われてしまうんだけど、安全保障をやるとなると」

MC鈴木邦和「安全保障は本当に与党にいるかどうかが大きいですからね」

国民民主党が予算案に賛成した件については、長島氏は前原氏に賛同。その理由について「予算は一次政策じゃなくて国の方向性を担保するものだから。予算に賛成したら与党ですよ」と説明しました。

最後に、玉木氏と前原氏のエピソードについて問うと長島氏は「非常にフェアで人に対して優しいし、人格的には素晴らしい2人」と大絶賛。

今回の代表選についても「立憲民主党の代表選挙よりはるかに面白かった」「政策的にも人格的にも素晴らしいさわやかな戦いだった。野党としてこういう代表選挙が望ましい」と締めくくりました。

動画本編はこちら!

国民民主党代表選挙で玉木氏再選をどう評価する?連立入りの可能性は?

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