セクハラで東京都の幹部が停職 懇親会で「顔がタイプだ」

 東京都は6日、女性職員に「おまえを愛している」と発言するなどのセクハラを繰り返したとして、総務局の男性理事(55)を停職3月の懲戒処分にした。理事は局長級の幹部。

 都によると、理事は今年3月と4月、都内の飲食店で開かれた懇親会で、複数の女性職員に「顔がタイプだ」などと発言した。都の聞き取りに「セクハラとの認識はなかった」と話している。

 また都は、マッチングサイトを通じて知り合った複数の男性とそれぞれ飲食し、見返りに金銭を受け取る「パパ活」で計22万円を得たとして、福祉局の女性主事(25)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

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