朝ドラ・野宮&波多野の別れにSNS反響「朝から泣かせないで」

土佐の造り酒屋で生まれ育った主人公・万太郎が、草花の魅力を知りやがて研究の道へと進む連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。9月6日放送の第113回では、大学を離れることになった野宮が、東京を去る前に万太郎たちが暮らす長屋を訪れるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり。

万太郎(神木隆之介)たち一家の肖像画を描く野宮(亀田佳明)(C)NHK

万太郎(神木隆之介)の友人・波多野(前原滉)と組んで研究をしていた野宮(亀田佳明)が大学を離れることに。野宮は、東京を去る前に万太郎たちが住む長屋を訪れ、生まれたばかりの娘・千鶴を含む一家の肖像画を描く。

野宮から最新の印刷機の話を聞いた寿恵子(浜辺美波)は、万太郎の図鑑づくりのため手に入れたいと願う。そのためにも、叔母・みえ(宮澤エマ)に勧められていた商いをはじめようとする。万太郎が東北に採集旅行に出る一方、寿恵子は商いをはじめるため渋谷へと降り立つのだった。

大学を去ることになった野宮が、共同で研究をしていた波多野にこれまでの思い出を振りかえり、「君が見たいと願うものを、俺も見てみたかった。それだけだったんだよ」「ここまで連れてきてくれてありがとう」と感謝を述べるシーンが描かれた今回の放送。

SNSでは「野宮さん、朝から泣かせないで」「野宮さんと波多野さんに朝から涙 報われてほしかった」「野宮さんと波多野くんのコンビをずっと見ていたかった」など、野宮と波多野の別れを悲しむ声が続出していた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。9月7日放送の第114回では、渋谷に降り立った寿恵子が居酒屋店主・荒谷(芹澤興人)から「ここに来るのはやめた方がいい」と止められてしまう。

文/つちだ四郎

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