ザ・ローリング・ストーンズ、18年振りのスタジオアルバムを10月に発売決定

©Mark Seliger

ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)が、2005年の『A Bigger Bang』以来18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『Hackney Diamonds(ハックニー・ダイアモンズ)』を2023年10月20日に発売することを発表した。このアナウンスに合わせてアルバムからのリード・シングル「Angry」がデジタル配信、及びミュージック・ビデオも公開となった。

<YouTube: The Rolling Stones - Angry (Official Video)>

本人たちからの発表

このニュースは、UK時間9月6日、イースト・ロンドンで約125年もの間、先駆的な芸術の中心地であり続けている歴史的なハックニー・エンパイアで行なわれたメディア向けの特別発表イベントにて、メンバーのミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッドから発表された。

この発表会は、アメリカのテレビスター、ジミー・ファロンが司会を務め、YouTubeを通じて世界中にストリーミングされた。

アルバム『Hackney Diamonds』は12曲入りで、「Angry」以外のトラック・リストについては後日公開される。アルバムのレコーディングは、ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーのサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなど世界中の様々な場所で行なわれた。尚、日本盤限定でボーナス・トラック1曲が収録されることが決定している。

このアルバムは、偶然にもちょうど18年前の18年前の9月6日に発売された2005年の『A Bigger Bang』以来となる新曲で固められたスタジオ・アルバムである。その後もストーンズはいくつもの世界規模のツアーで、売り上げ記録を破り続け、2016年には、自分たちの音楽を形成する元となった多くのブルース曲を見事なヴァージョンで演奏したカバー・アルバム『Blue & Lonesome』をリリース。このアルバムは、グラミー賞を受賞し、世界中のアルバム・チャートでトップに輝いた。昨年、彼らは60周年記念ツアーを行い、25万人に迫るヨーロッパの観客を熱狂させた。

アルバムの内容

『Hackney Diamonds』は、ザ・ローリング・ストーンズ(ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロニー・ウッド)とニューヨーク出身のプロデューサー兼ミュージシャンのアンドリュー・ワットとの初めてのコラボレーション作品。アンドリューは、2021年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、過去にパール・ジャム、イギー・ポップ、エルトン・ジョンなどの作品を担当。

アルバム発表と同時に公開されたファースト・シングル「Angry」のミュージック・ビデオは、フランソワ・ルッスレが監督。ルッスレ監督はナイキやディーゼル、ファレル・ウィリアムス、そしてストーンズの『Blue & Lonesome』からの「Ride ‘Em on Down」などの映像作品を手がけてきた。

ミュージック・ビデオでは、エミー賞ノミネート女優のシドニー・スウィーニー(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』『ユーフォリア』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』)が主演。『Hackney Diamonds』のオリジナル・アートワークは、デジタル・アニメーターのパウリナ・アルミラの作品となっている。

Written By uDiscover Team

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最新アルバム

ザ・ローリング・ストーンズ『Hackney Diamonds』
2023年10月20日発売

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