JR九州昨年度利用 宮崎県内コロナ前戻らず

 JR九州は6日、2022年度の線区ごとの利用状況を示す輸送密度(1キロ当たり1日平均乗客数)を公表した。本県関連で公表されたのは災害による運休で対象外となった肥薩線「人吉―吉松」、日南線「油津―志布志」を除く4路線8線区で、新型コロナ禍前の18年度比7~9割まで回復した。線区の存廃を話し合う国主導の新制度で対象の一つと見込まれる吉都線「都城―吉松」は394人で、厳しい利用状況が続いている。

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