“光触媒”発見 藤嶋昭 東京理科大栄誉教授が第二の故郷・豊田市で「藤嶋塾」 小学生が身近な現象を科学で学ぶ

光で化学反応を起こす「光触媒」の世界的研究者、藤嶋昭(ふじしま・あきら)さんが講師を務める「藤嶋塾」が愛知県豊田市の小学校で開かれました。

東京理科大学栄誉教授の藤嶋昭さんは戦時中、豊田市の足助(あすけ)地区に疎開していたことから名誉市民に選ばれています。

6日の講義には豊田市立幸海(こうかい)小学校の全校児童と保護者らが出席し「自然のすばらしさ、不思議発見」をテーマに「タンポポの花はいつ開くのか」や「空はなぜ青いのか」など身近な現象を科学と結びつけて講義が行われました。

また光触媒の研究から鏡が曇らなくなる簡単な実験も行われました。藤嶋塾は今年度はこのあと3カ所で行われる予定です。

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