「株主にでもなったつもりか?」背脂有料への苦情にブチ切れた人気ラーメン店主の“不遜態度”に批判続出…Google口コミも大荒れ

※画像はイメージです

とあるインフルエンサーがラーメン店で背脂を追加した際、メニューに有料との記載がなかったとTwitter(現X)で不満を漏らしたことを機に勃発した“トッピングの有料・無料問題”。

インフルエンサーの投稿によれば、ラーメンを注文する際に「背脂多めにできますか?」と聞いたところ店員は「できます!」と快諾。その後、食事中に店員が持ってきた会計伝票を見たところ、背脂の追加料金「100円」が加算されていたという。

だがメニューには背脂の追加が有料と記載されていなかったといい、“追加料金が発生するのであれば客に確認するべき”と問題提起。《久しぶりにイラッときました…》と、不満をあらわに。最終的には店側の落ち度として背脂の追加分はサービスしてもらったようで、店に対して感謝の気持ちを記していた。

そんななかこの投稿に噛みついたのが、東京・高田馬場にある「博多ラーメン でぶちゃん」の店主。インフルエンサーの投稿を引用する形で、《なんでも無料だと思っているのか。注文したら加算されるのはおかしな事ではない。何故イラッとするのか》と反論。

続けて《当店も注文の都度説明なんかしない》と同店のケースを引き合いに出し、《本来は無料な事が感謝されるべき。有料なのは当たり前。くらいの感覚でいるべき。勘違いするな》とインフルエンサーを猛批判したのだった。

店主の主張にインフルエンサーは、《ん? だったらメニューに追加料金掛かりますと記載しとくべきです。それか注文の際追加料金かかりますけど宜しいでしょうか? と一言あれば済むだけの話ですよ。当たり前とは一言も言ってません》と反論。

ネット上でも《これは店側の説明不足としか思えない》《追加料金とるなら明記してくれというのは客からしたら当然の反応だろう》と、店側の説明責任を問う声が相次いでいた。

■「株主にでもなったつもりか?」店主の“不遜態度”でGoogleの口コミが大荒れ

だが店主の主張は止まらなかった。インフルエンサーの「メニューに追加料金を記載すべき」との主張に対して、こう批判したのだった。

《なんでもかんでも記載するわけないだろ。株主にでもなったつもりか? 店を利用するかしないか選ぶ権利はあるが 意見する権利はない。ただそれだけの話。逆もまたしかり うちもそのつもりでやっている。勘違いするな》

その後の投稿でも、《無料だと思うのも暴論になる。コストがかかるものを無料で頂けると思うな。有料が当たり前。無料なら感謝するべきはなし。何故、有料だとキレららたり 文句を言わらなきゃならんのだ》(原文ママ)と不快感を示していた。

店主の主張に《マジ店主正論!》《本当それです》と共感の声もあるが、あまりにも強気な店主の姿勢に引き気味のコメントも続出。

《この店主大丈夫? きちんと最後まで文章読んだんであろうか?》
《追加料金かかることの説明しない店は客商売としてどうなん? てか自分の店に文句言われたわけでもないのになんでこんな偉そうなんww》
《流石にラーメン屋擁護の声も少なくなってきてるやんw》

騒動に発展したためか、現在までにインフルエンサーのアカウントは非公開となっている。いっぽうで、「博多ラーメン でぶちゃん」側にも思わぬ悪影響が……。

「店主の主張に批判的なユーザーによって、Googleマップの口コミが荒らされはじめています。5段階を表す星マークで最も低い評価の“星1つ”を付けるユーザーや、『有料なら料金表示すべき』とレビューに書き込むユーザーもいました。

たしかに店主の言い分も理解できますが、そもそもインフルエンサーと話が噛み合っていない印象でした。また、インフルエンサーが訪れた店でもない店主による強弁は、多くの人にとって“不遜な態度”に映ってしまったようです。とはいえ、わざと店の評価を落とすような行為は許されるものではないでしょう」(WEBメディア記者)

© 株式会社光文社