宇宙飛行士・野口聡一「3回宇宙に行って一番怖かったのは…」意外な恐怖体験を明かす

宇宙飛行士の野口聡一が5日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演。3度も宇宙へ行った野口が一番だという恐怖体験を語った。

最初はスペースシャトルのディスカバリー号、2度目はロシアのソユーズ宇宙船、3度目はアメリカの民間企業・スペースXのロケットで宇宙に行った野口。船外活動のスペシャリストとして知られる野口は「空気がなくなるところに行くわけじゃないですか。空気がどんどん減っていくから、外に出たら死ぬかもしれないんですけど、それは怖くない」という。

しかし「3回宇宙に行って一番怖かったのは2回目」と野口。2009年、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地での出来事。「(ロケットに)上がっていく時のエレベーターが50年前のやつで、“ガタガタガタガタ”って。あれは死ぬかと思いました」と意外な答えが返ってきた。
番組MCの明石家さんまが「そんな古いの使ってるの!?」と驚くと、野口は「ガガーリンさんが60年前に使ってたのと同じ発射台なので」といい、スタジオは騒然。さんまも「何で、ロケットにあんだけ金かけんのに、エレベーターくらい直したらええのにな」と不思議そうだった。

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