北九州市立美術館で企画展「石岡瑛子Iデザイン」【北九州市戸畑区】

9月9日から、北九州市立美術館本館(北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1)で、企画展「石岡瑛子 I デザイン」が開催されます。

石岡瑛子は問いかける。その仕事に「 I 」はあるか

没後10年を経て国内外から再び注目を集める石岡瑛子(1938-2012)。広告、舞台、映画など表現のジャンルから国境までを超え、世界的に活躍したデザイナーです。

今展では東京を拠点にしていた1960-80年代の仕事を中心に、センセーションを巻き起こしたポスターやCM、アートワークからスケッチまで400点以上の作品が一挙公開されます。

表現者にとって大切なのは「ほんとうの自分力」を培うこと。つまり「私」を磨き抜くこと。写真や映像、イラストなど多様な分野のトップランナーたちとのコラボレーションを重ねながら、瑛子はその信念を胸に、革新的ビジュアルを生み出す創造の旅を続けました。

今展は石岡瑛子のクリエイションの核となる「 I=私 」に迫ります。いまなお、熱を放つビジュアルと瑛子自身の言葉に、時代をも超越するデザインの生命力を体感することができます。

関連イベント 展覧会監修者によるスペシャルトーク

展覧会の関連イベントとして、9月9日の午後2時~午後3時「スペシャルトーク<石岡瑛子の「I」をめぐって>」が開催されます。今展監修者の永井裕明さんと河尻亨一さんが、石岡瑛子について語るトークセッションとなっており、今展のメイキングに関するエピソードが楽しめます。会場は「北九州市立美術館本館 アネックス3階レクチャールーム」で聴講無料。申し込み不要で当日先着順です(定員80人)。

さらに、「イブニングコンサート」や「学芸員によるギャラリートーク」などの関連イベントも開催されます。

詳細は北九州市立美術館ホームページで確認することができます。

■企画展名/「石岡瑛子 I デザイン」
■会期/9月9日~11月12日
■開館時間/9:30~17:30(入館は17:00まで)
10月7日(土)は20時まで開館(入館は19:30まで)
■入館料/一般1400円、高大生900円、小中生700円
■休館日/月曜(ただし月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜が休館)

※2023年9月7日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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