カズレーザーも不安…マダニにかまれると、牛肉・豚肉など『肉アレルギー』発症のリスクが

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が5日に放送された。

今回は『現代人を襲う食の危険!』と題し、『この時期要注意!急増?謎の肉アレルギー』という講義では、1度発症すると数年間は治らないとされる“肉アレルギー”の発症原因とその恐ろしい影響について、専門家が解説した。

そもそも肉アレルギーとは食物アレルギーの1種で、発症すると鶏肉を除く哺乳類の肉類を食べただけで、かゆみやじんましん、最悪の場合はアナフィラキシーショックを引き起こす恐ろしい症候群だ。このアレルギーは『マダニ』にかまれることで発症すると専門家は指摘する。マダニにかまれると、体内に“α-gal”(アルファ・ガル)と呼ばれる糖の仲間が混入。この物質に体内の抗体が反応するが、“α-gal”は豚肉や牛肉など多くの肉類にも含まれるため、それらを口にしただけでもアレルギー反応が出るという。

食物アレルギーは、アレルギー物質を皮膚から混入させることで発症しやすいそうで、それまで肉を問題なく食べ続けていた人でも、マダニにかまれることで突如としてアレルギー反応を引き起こす場合がある。“α-gal”の症候群にかかると、一部の抗がん剤が使えなくなる場合もあるため、マダニにかまれないように注意が必要だという。万が一マダニにかまれたときは、自分で対処するのではなく皮膚科や外科などを受診することがおすすめだ。

カズレーザーは「子どもの頃(マダニに)かまれたことある」とコメントし、続けて「子どもの頃よくお腹壊してました」と回想。番組内でカズレーザーの幼少期の出来事についての因果関係は明らかにされなかったが、アレルギーの恐ろしさを実感した様子だった。

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