転売続出のミャクミャクぬいぐるみ、お座りポーズで新登場

2025年に開催される『大阪・関西万博』のオフィシャルストア第1号店が9月6日、百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)にオープン。万博公式キャラクター・ミャクミャクの「新ポーズ」グッズがずらりと並んだ。

ミャクミャクの約95cmの巨大ぬいぐるみ(17万6000円)に、お座りポーズ(S・3960円)も

■ ちょっと気になる? 新グッズには「後ろ姿」も

万博終了まで常設される同店では、180点の公式グッズを販売。うち約130点が新作で、ボールペンやメモ帳などの文具、帽子や雨傘、さらに関西ゆかりの企業とのコラボ菓子商品など、幅広いラインアップに。

そして、姿形を変えることが特徴というミャクミャクの「ポーズ」も、さらにバラエティ豊富に。例えば、オンラインストアで発売されるや、完売&転売が相次いだ人気のぬいぐるみは、従来の両手を広げて立つポーズに対して、「お座りポーズ」が新たに登場。

また、近年若年層を中心に人気のアクリルスタンドは、新たに6種のポーズが仲間入り。寝転びや逆立ち風ポーズ、あまり見ない後ろ姿など、ミャクミャクの新たな一面を垣間見れるデザインに。初日も女性客を中心に、注目を集めていた。今後も新商品が投入される予定だという。

後ろ姿など新ポーズ6種が加わった「アクリルスタンド ミャクミャク」(各1650円)

■ インバウンド向け、10万円超えの品も続々

「大阪・関西万博」の担当者は、「新たに海外のお客さま向けのラグジュアリーな商品も意識しました」と話し、ケースに飾られた「純金製小判」(10グラム・28万6000円)はひときわ目を引く存在に。さらに店頭に立つミャクミャクの特大ぬいぐるみは受注販売(高さ94センチ・17万6000円)となり、店舗視察をした吉村大阪府知事が「インパクトがある!」と驚いていた。

「2025大阪・関西万博オフィシャルストア あべのハルカス店」は「あべのハルカス近鉄本店」タワー館2階イベントスペース(ウエルカムガレリア横)。営業は朝10時〜夜8時30分。

取材・文・写真/塩屋薫

「2025大阪・関西万博オフィシャルストア あべのハルカス店」

2023年9月6日(水)オープン
営業:10:00~20:30
住所:あべのハルカス近鉄本店タワー館2階 イベントスペース(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)

© 株式会社京阪神エルマガジン社