2023年に賞レース2冠と勢いに乗る、お笑いコンビ・ダブルヒガシが9月7日、「住吉区住みます芸人」として「住吉区役所」(大阪市住吉区)表敬訪問をおこない、今後について語った。
ダブルヒガシの2人は「住吉区のおかげで賞を獲らせてもらいました」と感謝を述べていた(9月7日・住吉区役所)
ダブルヒガシはボケの大東翔生とツッコミの東良介からなるコンビ。吉本興業の地域活性化プロジェクト「住吉区住みます芸人」には2017年の発足当初から参加し、防災活動や区民まつりなどで区を盛り上げてきた。
表敬訪問では、今年3月に開催された『第12回ytv漫才新人賞決定戦』と7月に開催された『第44回ABCお笑いグランプリ』、2タイトルでの優勝を同区の平澤宏子区長と樋口幸生副区長に報告。
生まれたころからずっと住吉区に住んでいたという東が「住吉大社の太鼓橋は、一歩一歩丁寧に進んでいかないといけないわけで。それでいうと、我々ダブルヒガシも太鼓橋のように地に足をつけ進んでいきたいと思います」と神妙な挨拶をすると、相方の大東が「それ3年前から言うてるやん・・・」とツッコむ一幕も。
高架下という特殊な環境下での漫才や餅つき大会など、印象的だった住みます芸人の活動を振り返った大東は、「僕らが全然結果出てない頃からお仕事いただいて。僕らもですけど、ほんまに仕事ない子らにとってはありがたいです」としみじみ語っていた。
さらに、平澤区長が「そろそろ、東京進出されたりとか・・・?」と切り込むと、東が「いやいや、ずっと住吉区ですよ。心も」と否定し、大東も「こいつはずっと住吉区です」と加勢し、住吉区愛をアピールした。
取材・文・写真/つちだ四郎