椎名桔平が暴力団員役で「この素晴らしき世界」に登場。「とても重要な役割だと心得て撮影に臨みました」

椎名桔平が、フジテレビ系連続ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜午後10:00)の本日9月7日放送・第8話から出演。大女優失踪の引き金となった不倫スキャンダルの張本人である暴力団員・刃月恭介で、物語の重要人物として登場する。

若村麻由美が主演を務める「この素晴らしき世界」は、平凡な生活を送る主婦が、ひょんなことから芸能界で活躍する大女優になりすましながら、二重生活を強いられてしまうコメディー。普段はスーパーマーケットでパートをしており、家では夫と冷め切った関係にある主婦・浜岡妙子(若村)は、ある日を境に大女優・若菜絹代(若村=2役)としてなりすまし生活を送ることになり、未知の世界に飛び込んで、さまざまなトラブルに対応してきた。

第8話では、物語のクライマックスに向けてさまざまなことが動き出してくる。今後のストーリーを盛り上げるキャストとして、フジテレビの連ドラへの出演は6年ぶりとなる椎名が、刃月役を務める。刃月は、若菜が失踪する原因になった相手で、若菜との不倫が疑われている。いわば、妙子が、“なりすまし生活”をすることになるきっかけとなった人物だ。さらに、刃月は初対面した妙子に驚くべき真相を明かすなど、終盤の超キーパーソンとなる。

椎名は「若村さんが2役を演じ分けると聞き、『それは大変だ! 少しでも力になれれば』と思って参加させていただきました。今作は脚本が秀逸で、自分の出番は少ないのですが、とても重要な役割だと心得て撮影に臨みました」と心境を伝えている。

刃月の姿は、第1話で週刊誌に掲載の記事の中で見せてはいたものの、サングラス姿だったため若菜の不倫相手が何者なのか気になる存在となっていた。そして今夜、満を持して“動く刃月”が初登場。まだまだ現時点では謎に包まれている刃月は、5年前になぜ若菜と密会していたのか、そしてなぜ今このタイミングで妙子や、事務所社長の比嘉莉湖(木村佳乃)、若菜の夫・水田夏雄(沢村一樹)の前に現れたのか? さらに、妙子が物語序盤から連絡を取り合っている謎の人物“Mr.Summr time”とも、刃月は関係があるようだ。

クライマックスに向けてさまざまなことが動き出し、新たな謎、そして妙子の身近で起こる裏切り。刃月やストーリーに関わる数々の謎が、ついに明かされていく。

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