[3]相談したママ友はまさかの「あっち側」。ゲームにハマり過ぎた息子の話。小学生のゲームトラブル|ママ広場マンガ

前回のお話

「お母さんがゲーム機を買ってくれないから他の子の家でゲームをするの!」「ゲーム好きなんだー」と話す娘の友達。実際、遊びに来たその子は娘と全く遊ばず、ひとりでゲームを楽しんで帰って行きました。その子のお母さんからは「またぜひ遊んでください」と電話をもらいましたが、なんだかモヤモヤしてしまいました。

小学生のゲームトラブル[3]ゲーム機を買わない選択をしたママ友の話

娘の友達がうちに遊びに来る理由が、娘と遊ぶのではなく、うちのゲーム機で遊びたがっているからで、なんだかモヤモヤすることをママ友に相談してみました。
すると、そのママ友は少し言いにくそうに
「うちは、そのお友達側だったんだよね・・・」と言うのです。
まさかの反対サイド!

どうしてゲーム機を買わないことにしたの?子どもが友達の家でひとりでゲームをしていることを知っていた?そのことを容認していたの?・・・
聞きたいことが山ほど出てきます。

思わずママ友に前のめりで言いました。
「その話!!詳しく聞かせて!」
ママ友は「いいけどそんなに楽しくないよ」と言いながら、息子くんの話をしてくれました。

何が起こったかというと・・・

ママ友の名前は星川翠さん。
翠さんには、少し困ったことがありました。
息子のタクくんがおばあちゃんの家で初めて遊ばせてもらったゲームに熱中し、寝ても覚めてもゲームの事ばかり言うようになってしまったのです。
それまで好きだった外遊びやおもちゃには目もくれず、だんだん寝る時間も惜しんでゲームをしたがるようになりました。
もう充分遊んだし、寝る時間だからと言っても「ゲーム!ゲームしたい!!」と泣き叫ぶ有様。

そんなに泣くほど・・・。
ゲームしたい、ゲームさせてと泣き叫ぶタクくんを見て、これでは学校や塾の宿題をしなくなるかも・・・と思った翠さんは、自宅にはゲーム機を買わないでおこうと決めたのです。
おばあちゃんの家ではあんなに泣いてゲームゲームと言っていたタクくんでしたが、ゲーム機が無い自宅に戻ると、タクくんはゲームの事を全く言わず、宿題に問題をきたすことはなく本を読んだりして過ごしていました。
その様子を見て、翠さんは「やっぱりうちにはゲーム機は必要ないな」と、ゲーム機を買わない選択は正しかった、と思ったのでした。

[4]に続きます。
「小学生のゲームトラブル」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母

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