積極運用のETF、初上場 新NISA控え市場活性化

写真撮影に応じる東京証券取引所の岩永守幸社長(右端)ら市場関係者=7日午後、東京・日本橋兜町

 日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などに連動せず、運用会社が積極的な独自の銘柄選びで高い成績を目指すアクティブ型の上場投資信託(ETF)6本が7日、国内で初めて東京証券取引所に上場した。来年に拡充される少額投資非課税制度(NISA)の対象にも含まれており、東証は、金融商品の幅を広げて市場活性化につなげたい考えだ。

 ETFは投資信託の一種で、取引所に上場しているため取引時間内にいつでも売買できる。従来は日経平均株価などに連動した、比較的低リスクなパッシブ型のみ上場を認めていた。

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