愛媛県立宇和島水産高校の実習船えひめ丸が、ハワイ沖での航海実習に向け7日宇和島港を出航しました。
2ヵ月にわたる実習に臨むのは、宇和島水産高校の海洋技術科や専攻科の生徒など37人で、7日は宇和島港の樺崎岸壁(かばさきがんぺき)に学校関係者や家族が見送りに訪れました。
(宇和島水産高校 川野光正校長)
「長期乗船実習は、これまで本校で学んできた知識や技術を洋上で発揮すると共に、更なる学びを進める場です。互いを思いやり全員のチームワークで乗りきって、たくさんの土産話を持って帰ってきてください」
そして、後輩たちが船上の生徒にエールを送ると、実習生らは大きく手を振って応えていました。
(見送りの家族)
「(実習を)がんばって帰ってくるよう祈るばかりです」
生徒たちは11月5日に宇和島港に戻る予定で、実習中はハワイ沖の太平洋でマグロの延縄漁や航海技術などを学ぶほか、4年ぶりにハワイの高校生との交流も計画されています。