【北京共同】トヨタ自動車が7日発表した中国での8月の新車販売台数は、前年同月比6.6％減の17万5800台だった。同日公表した日産自動車も28.9％減の6万4905台だった。5日に発表したホンダは25.1％減の10万2257台で、3社とも3カ月連続のマイナスとなった。
中国市場では電気自動車（EV）の普及が急速に進んでおり、EV投入が遅れている日系メーカーは苦戦している。トヨタは発表で「（EVなど）新エネルギー車へのシフトや販売競争など厳しい環境」にあるとの認識を示した。
一方、中国EV最大手の比亜迪（BYD）は56.9％増の27万4386台と好調を維持している。
