信州大学医学部付属病院(長野県松本市)の小児科医三代沢幸秀さん(48)が7日、松本市内で記者会見し、感染症対策を学べるゲームを作成したと発表した。スマートフォン向けアプリで、医療を学ぶ学生や医療従事者が対象。同病院の感染制御室が監修しており、現場で役立つ内容という。
タイトルは「はじめての感染対策」。大学の保健学科に通う女子学生が主人公で、クイズ形式で病院実習を疑似体験できる。例えば、嘔吐した患者の対応時にガウンやマスク、ゴーグル、手袋を着ける順番などを学ぶ。1時間程度のプレーで概要が身に付けられるよう工夫した。