帰国後初大会で首位発進 セーリング岡田、吉岡組

艇を操る岡田奎樹(右)、吉岡美帆組=宮城県名取市閖上ヨットハーバー沖(日本470協会提供)

 セーリングの全日本470級選手権が7日、宮城県名取市の閖上ヨットハーバー沖で開幕し、8月の世界選手権(オランダ)では男女混合の同級で金メダルを獲得した岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)吉岡美帆(ベネッセ)組が帰国後初の大会に臨んだ。3レースまで終えて首位に立ち、岡田は「(現状の)最大限を出せるように努力したい」と語った。

 2位に大差をつけた世界選手権では得点が2倍となる最終のメダルレースを待たずに優勝を決め、来夏のパリ五輪へ弾みを付けた。2018年の女子470級以来、2度目の世界制覇となった吉岡は「ここまで圧勝するとは想像していなかった」と語った。

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