市営地下鉄職員を懲戒処分 飲み会帰りに駅職員を突き飛ばしたとして逮捕「暴力防止を呼びかけているのに…」

名古屋市は、ことし6月の飲み会帰りに「リニモ」の駅職員を突き飛ばしたなどとして警察に逮捕され、その後釈放されていた交通局の男性職員を減給の懲戒処分としました。

減給10分の1(5日)の懲戒処分を受けたのは、名古屋市交通局の運転指令室に勤務する53歳の運輸主事の男性職員です。

名古屋市交通局によりますと男性職員はことし6月、泊まり勤務後の飲み会帰りにリニモの「藤が丘駅」で駅職員を突き飛ばすなどした暴行の疑いで警察に現行犯逮捕され、ことし7月6日付けで不起訴処分になったということです。

市の聞き取りに対し、男性職員は事件当時のことを覚えていないと話した一方、「交通局が駅職員への暴力防止を呼びかけているにもかかわらず加害者側となってしまい大変申し訳ない」と話しているということです。

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