広島市と福山市でインフルエンザ集団感染による学級閉鎖が発生

広島市と福山市の公立学校で、今シーズン初めてインフルエンザの集団感染による学級閉鎖が発生した。

集団感染があったのは広島市立山本小学校。広島市によると、1年生のクラスで9人が欠席。うち3人のインフルエンザ感染が判明した。このクラスは7日は通常通り授業を行い、8日から3日間学級閉鎖とする。また、福山市の広大附属福山高校では1年生のクラスで11人が欠席し、うち10人のインフルエンザ感染が判明。7日から4日間、学級閉鎖としたという。

県によると、8月28日から9月3日までの西部東保健所管内のインフルエンザの患者数が基準値を超えた。これを受け、県は「インフルエンザ注意報」を発令。9月のインフルエンザ注意報の発令は、統計が確認できる2005年以降、初めてという。県は手洗い・うがいなどの感染対策に注意が必要としている。

(2023年9月7日)

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