評価の一方、反発する声も 性加害問題当事者の会が会見

記者会見する「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の石丸志門副代表(手前)ら=7日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

 ジャニーズ事務所がジャニー喜多川元社長による性加害の事実を認定し、被害者の救済に取り組む姿勢を示した会見を受け、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバー8人が7日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見した。メンバーは評価する一方、反発する声も上がった。

 平本淳也代表は今後の救済策について「事務所による一方的なものではなく、被害者の声を取り入れてほしい」と訴えた。藤島ジュリー景子前社長が代表取締役にとどまることについては「辞めてしまうより良い。『救済担当取締役』と捉えた」と歓迎した。

 一方、所属タレント東山紀之氏の社長就任などには懐疑的な声も上がった。

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