【呉市】2021年に列車事故で死亡の中学生 第三者委員会が「いじめ」認定

呉市の第三者委員会は、2021年に踏切で列車と接触し亡くなった男子中学生がいじめを受けていたとする報告書を発表しました。

2021年1月、呉市内の踏切で当時中学2年生の男子生徒が列車と接触し、死亡しました。専門家などでつくる第三者委員会が7日発表した報告書では、亡くなった生徒に対して、仲間外れや誹謗中傷などの「いじめがあった」と認定。そして、生徒の死亡との関連性は「否定できない」とし、学校側が生徒からの相談を軽視したなどと指摘しました。

これに対して、呉市教育委員会は亡くなった生徒への配慮が足りなかったと認め、各学校の指導方針やいじめに対する調査の方法を確認するなどして再発防止に努めるとしています。

© 広島テレビ放送株式会社