警察官が訓練の成果を競う 宮城県警の逮捕術大会

宮城県警の逮捕術大会が仙台市で行われ、警察官が日頃の訓練の成果を競いました。

逮捕術の向上を目的に毎年行われている大会には、県警本部や各警察署から約370人が出場しました。

新型コロナの影響で2020年から2年間は中止し、2022年は出場人数を制限するなど規模を縮小して開催されたため、制限の無い形で開催するのは4年ぶりです。

逮捕術は、剣道や空手などを組み合わせた警察独自の武術で、犯人の制圧や護身のため全ての警察官が訓練を受けています。

今回は、警察官の出場機会を増やそうと男子個人戦が初めて開催されました。

試合は、実際に現場で使っている物に近い竹製の警棒を使って行われ、白熱した戦いの結果、古川警察署の丹野陽斗巡査(22)が初優勝しました。

丹野陽斗巡査「逮捕術を通して最小限度で制圧することで、誰もけがすることなく1人1人を救えればなと思います」

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