ラグビーW杯!サッカーでも有名な出場国の「ユニフォーム」と「ラグビージャージ」を見比べてみた

サッカーと同じく4年に一度の祭典であるラグビーワールドカップ。日本代表も出場する2023年大会が8日に開幕する。

今大会はフランスで開催。オープニングマッチはホスト国のフランスと強豪ニュージーランドによる一戦だ。

その2023年大会の出場国を見ると、サッカーでもお馴染みの国が多い。そこで、その中から10チームのサッカーユニフォームとラグビージャージを見比べてみよう。

フランス

サッカーフランス代表 2022 Nike ホーム ユニフォーム

ラグビーフランス代表 2023W杯 le coq sportif ホーム ジャージ

今大会のラグビーW杯開催国のフランス。ジャージの色は前回の日本大会よりもブルーがより濃くなった印象を受ける。

左胸の雄鶏エンブレムはサッカーとラグビーの共通点。それにしてもle coq sportifの手掛けるデザインは、サッカーでもラグビーでもオシャレで感心する。

今大会はプールAに所属し、ニュージーランド、ウルグアイ、イタリア、ナミビアと対戦する。

オーストラリア

サッカーオーストラリア代表 2022 Nike ホーム ユニフォーム

ラグビーオーストラリア代表 2023W杯 Asics ホーム ジャージ

ワラビーズの愛称を持つラグビーオーストラリア代表のサプライヤーは、今大会も日本の老舗メーカーAsicsが担当。

ゴールドを基調にグリーンの差し色というデザインはサッカー、ラグビーどちらもほぼ同じ。最新モデルの比較で言うなら、ワラビーズのジャージの濃い色味にかつてのサッカルーズ(サッカー代表チーム)のユニフォームを思い出す。

今大会はプールCに所属し、ウェールズ、フィジー、ジョージア、ポルトガルと対戦する。

ポルトガル

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ラグビーポルトガル代表 2023W杯 Macron ホーム ジャージ

ラグビーポルトガル代表のジャージとサッカー代表のユニフォームは、どちらもレッドを基調にグリーンの差し色という国旗カラー。

ラグビージャージの肩・袖部分にはサッカー代表エンブレムにもデザインされている国旗の「5つの青い盾」を描くなど、サッカーとの共通点も多い。

今大会はプールCに所属し、オーストラリア、ウェールズ、フィジー、ジョージアと対戦する。

ウルグアイ

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ラグビーウルグアイ代表 2023W杯 Flash ホーム ジャージ

ラグビーウルグアイ代表はサッカー代表と同じくスカイブルーを基調としたデザイン。サッカーよりはいくらか色味が濃いかもしれないが、国の象徴「5月の太陽」をプリントするなど共通点は多い。

サプライヤーはサッカー界ではまったく耳にしないFlash Sports。アルゼンチンで創業し、現在はアメリカに拠点を置くラグビー中心のスポーツブランドだ。

今大会はプールAに所属し、開催国フランス、ニュージーランド、イタリア、ナミビアと対戦する。

イタリア

サッカーイタリア代表 2023 adidas ホーム ユニフォーム

ラグビーイタリア代表 2023W杯 Macron ホーム ジャージ

ラグビージャージは月桂樹の葉を大胆にプリントしたインパクトあるデザイン。背面にはASローマのエンブレムでもお馴染みの「カピトリーノの雌狼」を描いている。

国旗を主体としたデザインのエンブレムやキットカラーの色味など、全体的にサッカーのユニフォームと雰囲気が近い印象だ。

今大会はプールAに所属し、開催国フランス、ニュージーランド、ウルグアイ、ナミビアと対戦する。

スコットランド

サッカースコットランド代表 2022 adidas ホーム ユニフォーム

ラグビーースコットランド代表 2023W杯 Macron ホーム ジャージ

ラグビージャージはダークネイビーを基調としたデザインだが、これはサッカーユニフォームとほぼ同じ色と言える。

ラグビージャージの脇部分にはしっかりと伝統のタータンチェックをデザイン。このあたりもサッカー代表チームとの共通点で、ボールの形は違えど本質的な部分でスコットランド代表は一緒なのかもしれない。

今大会はプールBに所属し、南アフリカ、アイルランド、トンガ、ルーマニアと対戦する。

ニュージーランド

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ラグビーニュージーランド代表 2023W杯 adidas ホーム ジャージ

ラグビー界最強の黒軍団。言わずと知れたオール・ブラックスだ。サッカー代表は反対にオール・ホワイトと呼ばれている。

今回のジャージデザインはどこか柔らかさを感じるのが特徴的。銀シダをカジュアルに描くこのデザインは、パリの新進気鋭ストリートスタイル・デザイナー「フェイ・ザ・ウルフ」によるものだ。

今大会はプールAに所属し、開催国フランス、ウルグアイ、イタリア、ナミビアと対戦する。

アルゼンチン

サッカーアルゼンチン代表 2022 adidas ホーム ユニフォーム

ラグビーアルゼンチン代表 2023W杯 Nike ホーム ジャージ

ラグビー代表のキットサプライヤーはNikeで、これはサッカーファン視点ではかなり新鮮に感じられる。

セレステ・イ・ブランコ(空色と白)という共通点があるとはいえ、ベースのデザインは縦じまと横じまで全く異なる。それでもラグビージャージを見た瞬間にアルゼンチンを感じるのだから面白い。

今大会はプールCに所属し、イングランド、サモア、チリ、日本と対戦する。

イングランド

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ラグビーイングランド代表 2023W杯 Umbro ホーム ジャージ

イングランドのラグビージャージはホワイト一色と言えるようなシンプルなデザイン。キットサプライヤーはサッカーでもお馴染みのUmbroだ。

今回のラグビージャージは、実にイングランドらしさが溢れるデザイン。セントジョージ・クロスをさり気なく配するあたりのセンスはさすがで、サッカー代表でも再びUmbroのユニフォームを見たくなる。

今大会はプールCに所属し、アルゼンチン、サモア、チリ、日本と対戦する。

日本

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ラグビー日本代表 2023W杯 Canterbury ホーム ジャージ

サッカーとラグビー。この両日本代表の戦闘服には全くと言って良いほど共通点が無い。強いて挙げるなら日の丸カラーと、ラグビー代表のオルタネイト(アウェイ)ジャージが濃いブルーであるという点だろうか。

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ラグビージャージのゴールドのストライプは「兜の前立て」をモチーフに、身体を大きく見せる錯視効果で相手を威圧する狙いがある。

今大会はプールCに所属し、アルゼンチン、サモア、チリ、イングランドと対戦。初戦は10日(日)のチリ戦だ。

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