ちゃんみなが「ハヤブサ消防団」最終回に㊙キャラで登場。「ずーっと愛していきたい作品」

テレビ朝日系連続ドラマ「ハヤブサ消防団」(木曜午後9:00)の9月14日放送・最終回に、主題歌「命日」を歌うちゃんみながカメオ出演。ドラマ初出演を果たす。

中村倫也が主演を務める「ハヤブサ消防団」の原作は、ベストセラー作家・池井戸潤氏の最新作であり、氏の“もう一つの真骨頂”ともいえる新機軸の同名ミステリー小説。スランプ気味の作家・三馬太郎(中村)が亡き父の故郷である“ハヤブサ地区”に移住し、都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたはずだったが、地元の消防団に加入したのを機に、連続放火騒動に巻き込まれ、住民の不審死など怪事件にも遭遇。ハヤブサを守るべく真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たる。

本日9月7日放送・第8話では、立木彩(川口春奈)が太郎を裏切っていたことが発覚。聖母アビゲイル教団が人々を取り込み、ハヤブサを侵食していくさまに震撼(しんかん)した視聴者も多かったようだ。そして、最終回では、いよいよハヤブサに襲いかかった陰謀のすべてが明かされるが、その衝撃のクライマックスに、ちゃんみなが視聴者を仰天させること間違いなしの“㊙キャラクター”で登場。ミュージックビデオ(MV)で見せつけた表現力を「ハヤブサ消防団」の撮影現場でも発揮し、カメオ出演ながら強烈な印象を放ち、監督をはじめスタッフをうならせた。

ちゃんみなの歌う主題歌「命日」は、ドラマファンも「『ハヤブサ消防団』のラストにめちゃくちゃ合ってる」「主題歌、ちゃんみな最高すぎるな」「ちゃんみなの『命日』がドラマに合いすぎているし、何度も聴いてしまう」とSNSで大絶賛。ストーリー仕立てのMVが公開されると「歌はかっこいいのはもちろんのこと、MVのちゃんみなの表現力すごすぎない!? 女優さんのお仕事とかめちゃくちゃ見たい!!」などと、演技力にも注目が集まっていた。

ちゃんみなは「毎回、『うわっ!』とインパクトを受けるタイミングで使ってくださっているのを見て、うれしかったですね。私自身、この楽曲を作りながら、こういうタイミングで流してもらえたらいいなとイントロや曲入りを考えたり、サビの段階を踏んだりして制作したものだったので、それが心なしか伝わってる感じがして、個人的にはすごくうれしかったです」と喜びの言葉を伝える。

撮影を終えて「『ハヤブサ消防団』は私も大好きなドラマなので、『うれしい!』『出たい!』という気持ちが一番強かったのですが、セリフがあると聞いてちゃんとしゃべれるかなという不安もありました。これまで演技は自分のミュージックビデオで何回か挑戦してきましたが、『セリフをしゃべることだけは、ひっくり返ってもできないから!』ってずっと言ってきたんですよ。でもありがたいことに、セリフはちょっとだけだったので、ホント助かりました」とホッとした表情を浮かべた。

さらに、「スタッフの皆さんの手際が素晴らしくて、それにまず感激しました。そして、やっぱり俳優さんの演技! こんな当たり前のことは言いたくないですが、やっぱりすごいですね。感動しました!」と刺激を受けたことを明かし、自身のドラマ初挑戦については「完成した映像を見てみないと、私自身、“大根”なのか“こんにゃく”なのか分かりません!(笑)。実は、両親もこのドラマをとても楽しみに見ているので、私の出演はサプライズで内緒にしておこうかな。私の演技を見てどうだったか正直に答えてくれるのは両親ぐらいだと思うので、2人の言葉を信じようかなと思っています」とオンエア当日を楽しみにしていることを告白。

続けて「原作はもちろん面白いですが、ドラマもまた違った方向性になっていて、ストーリーがどんどんどんどん面白くなっていくのがスゴイと思っています! 本当に多くの人に見ていただきたいですし、最終回が終わっても長く長く愛してもらえるような作品ではないでしょうか! 最終回、すごく楽しみにしていますし、私自身もこの作品をずーっと愛していきたいなと思ってます」と視聴者へメッセージを送っている。

最終回。随明寺の住職・江西佑空(麿赤兒)が、聖母アビゲイル教団を受け入れたことに、太郎はがく然とする。その矢先、太郎たち消防団は、近々教団が“聖母降臨”の儀式を行う予定だと知る。彼らは発足以来、江西の亡き妹である山原展子(小林涼子)を神格化し“聖母”としてあがめてきたが、その後継者として新たな聖母を擁立する計画をくわだてているようだった。太郎は、その“新聖母”こそ、彩だと直感。そして、儀式は皆既日食の日に開催されるに違いないと推理する。

ハヤブサ消防団は、儀式を阻止しようと一致団結。急きょ東京から駆けつけた編集者・中山田洋(山本耕史)はこれ以上踏み込むのは危険だと心配するが、太郎は「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければなりません」と宣言。一同も大きくうなずく。そして儀式当日。太郎は作家である自分にしかできないある方法で、彩を止めて儀式を制止しようとするが、そんな太郎の言葉は彩に届くのか!? このままハヤブサは教団に乗っ取られてしまうのか? ついにハヤブサに襲いかかる陰謀のすべてが明らかにされる。

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