かつてスペイン代表として活躍したフェルナンド・トーレス。彼が2020年にリヴァプールの公式サイトで選んだ「同僚ベストイレブン」は以下の11人だった。
- GK:ヤン・オブラク
- DF:カルレス・プジョル、ジョン・テリー、ディエゴ・ゴディン
- MF:ハビエル・マスケラーノ、シャビ・アロンソ、スティーヴン・ジェラード、チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ
- FW:フェルナンド・トーレス、ダビド・ビジャ
今回は『Planet Football』から「そのリストから漏れたフェルナンド・トーレスの同僚裏ベストイレブン」をご紹介する。
GK:イケル・カシージャス
同僚だったチーム:スペイン代表
ペペ・レイナやペトル・チェフを無視するわけではないが、スペインの黄金時代をともに作り上げたカシージャスを外すわけにもいかない。彼とフェルナンド・トーレスは2回の欧州選手権と1回のワールドカップを制覇した。
右SB:セサル・アスピリクエタ
同僚だったチーム:スペイン代表、チェルシー
フェルナンド・トーレスが3バックを選択したために外れたサイドバックは多い。その中でもチェルシーとスペイン代表でともにプレーしたセサル・アスピリクエタの功績を無視することはできない。
CB:セルヒオ・ラモス
同僚だったチーム:スペイン代表
スペイン代表で長くキャリアを築いたセルヒオ・ラモス。フェルナンド・トーレスとはマドリッドのライバルクラブに所属するFWとDFとして鎬を削り、そして国際舞台では素晴らしいチームメイトになった。
CB:ジェラール・ピケ
同僚だったチーム:スペイン代表
プジョル、ラモスとくればジェラール・ピケも外せない。キリアコスやトマーシュ・カラスを抑えてこのベストイレブンに入ってきた。2010年W杯とEURO2012でトーレスとともに戦い、この2大会の13試合で3失点しかしなかった。
左SB:アシュリー・コール
同僚だったチーム:チェルシー
2011年にフェルナンド・トーレスがチェルシーに加入する前、アシュリー・コールはすでに世界最高クラスの左サイドバックとして名を馳せた。そして2012年のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグではトーレスのゴールをアシストしている。
右SH:フアン・マタ
同僚だったチーム:チェルシー、スペイン代表
2011年にマタがチェルシーに加入したとき、フェルナンド・トーレスは「彼は試合に別のテンポを作ってくれる。チェルシーに欠けているものだ」と高く評価した。そして2013年にヨーロッパリーグを制覇すると、トーレスとマタはCL、EL、W杯、EUROをすべてともに優勝した珍しいコンビとなった。
DMF:セルヒオ・ブスケツ
同僚だったチーム:スペイン代表
守備的ミッドフィルダーには多くの候補がいて、マイケル・エッシェンやガビ、ルーカス・レイヴァ、トーマス・パーテイなどの名前があげられる。ただ彼らと比べてもセルヒオ・ブスケツの存在はあまりにも偉大だ。
CMF:フランク・ランパード
同僚だったチーム:チェルシー
フランク・ランパードはチェルシーのレジェンドであり、輝かしいキャリアを形成した。トーレスは彼ではなくリヴァプール時代のジェラードを選んだが、ランパードの功績もそれと比較して劣るところはない。
左SH:エデン・アザール
同僚だったチーム:チェルシー
リールで活躍した後2012年にチェルシーへと加入したエデン・アザール。トーレスとともにプレーした2年間で30ゴール34アシストというとてつもない記録を作り出した。
FW:ディディエ・ドログバ
同僚だったチーム:チェルシー
トーレスがチェルシーで苦戦した1つの要因が、ディディエ・ドログバが絶対的な信頼を得ていたからにほかならない。絶頂期の彼らが2トップを組むところを見てみたかったが…。
FW:セルヒオ・アグエロ
同僚だったチーム:アトレティコ・マドリー
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フェルナンド・トーレスとセルヒオ・アグエロがともにプレーしたのはわずか1年だけだ。しかしトーレスは「最初の練習からわかった。彼は特別な選手で、最強のストライカーになれる資質がある」と話しており、高く評価していたようだ。