境港「妖怪検定」受け付け 15日まで、水木さん出身地

「第16回境港妖怪検定」の公式ホームページ

 鳥取県境港市の商工会議所と観光協会は、妖怪の知識を問う「第16回境港妖怪検定」の申し込みを公式ホームページで受け付けている。15日まで。市は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故水木しげるさんの出身地。

 試験は10月15日に境港市と水木さんが晩年を過ごした東京都調布市で行う。妖怪の生態や特徴が公式テキストから出題される初級と中級の他、小論文が課される上級がある。初級と中級はダブル受験できるが、上級は中級合格者のみ申し込める。

 境港観光協会によると、新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりに実施した昨年は受験者が2019年の約1.3倍となった。古橋剛事務局長(58)は「検定を待つファンが多いことを実感した。検定の勉強をきっかけに妖怪の沼にはまってもらえたら」と話している。

 これまでに6256人が受験し、初級2978人、中級432人、上級24人の「妖怪博士(合格者)」が誕生している。

 問い合わせは境港商工会議所「妖怪検定係」まで。電話0859(44)1111。

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