国民民主党、前原代表代行続投へ 8日午後、新執行部発足

国民民主党の前原誠司代表代行

 国民民主党は8日午後、両院議員総会を国会内で開く。玉木雄一郎代表再選に伴う新執行部が発足する。代表選で争った前原誠司代表代行は続投させる方向で調整。党内融和を図り、挙党態勢を構築する狙いがある。党務の要である幹事長には、榛葉賀津也参院議員の続投が決まっている。

 国民の衆参両院議員は計21人。自民党内に公明党を含む「自公国連立論」がくすぶるが、国民を支援する民間産業別労働組合(民間産別)には反対論が根強い。前原氏は2日の代表選敗北後、3党連立論について記者団に「結党理念と外れる行動だ。与党を利することのないようにしてもらいたい」と強調した。

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