2023年9月8日（金）から10月1日（日）まで、東京・中央区の明治座で上演される『明治座9月純烈公演』。このたび合同取材会と舞台公開が行われ、出演者の純烈（酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、岩永洋昭）、横山由依、曽我廼家寛太郎、小川菜摘が登壇した。爆笑トークで盛り上がった合同取材会、そして舞台公開の模様をお届けする。
爆笑必至!? 出演陣による合同取材会の模様をお届け！
——まずは、あいさつをお願いします。
酒井一圭「本日は、小田井涼平のレギュラー決定記者会見にお越しいただいてありがとうございます（一同笑）皆さんたくさんお集まりいただきまして驚いています。本当に今日はありがとうございます」
白川裕二郎「今日はたくさんの皆さまにお集まりいただきありがとうございます。トニーを演じさせていただきます白川裕二郎と申します」
後上翔太「本日はお集まりいただきましてありがとうございます。純烈にとって2 度目の明治座さんでの座長公演です。1回目があっての2回目なので、ファンの皆さんからは『1回目を超えてくれるよね』と言われていました。それがすごく重荷となりながら、この1カ月ぐらいは稽古に臨んだので、ご期待に応えられるように、毎日頑張りたいと思います」
岩永洋昭「ランボー役のシルヴェスター・スタローンです（一同笑）。初の明治座座長公演ということで、緊張しまくりです。皆さんの足を引っ張らないように、千秋楽まで頑張りたいと思います」
横山由依「今回純烈さんの座長公演、そして私が明治座に初めて立たせていただく舞台です。緊張してはいますが、純烈の皆さんをはじめ、共演者の方が大人な方ばかりなので、安心して今日の稽古を終えました。ゲネプロも楽しんでやっていきたいと思います」
小川菜摘「プリシラ役の小川菜摘です。純烈さんとは2度目の舞台共演となります。本当に素晴らしい方たちです。最後まで、みんなで一致団結して楽しんでいきたいと思います」
曽我廼家寛太郎「前回に続いて2回目の純烈の座長公演にも参加させていただきました。松竹新喜劇では絶対見られないような、ハリウッドの映画監督をやらせていただきます。頑張ります」
——本公演の見どころを教えてください。
酒井「どこを見てくれ！というのは特別なく、なんとなく見ながら楽しんでもらえるように、一個一個楽しく作っていただいています。それぞれの登場シーンも含めて、最後はなんか…いい感じになると思います（一同笑）」
白川「僕たちの座長公演は普通の座長公演とは違って、お芝居に歌や踊りがあって、ミュージカル要素があるような舞台になっています。最初から最後まで、飽きなく楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」
後上「稽古の最中から演出の方が仰っていましたが、『あぁ今日は楽しかった』とお帰りいただけるような内容を心がけて作ってきたので、『帰ってよく寝れそう』みたいな気持ちで帰っていただけるんじゃないのかなと思います」
岩永「僕自身、映画はハートフルコメディーが大好きで、今回はその部類に入るのではないかと思っています。大いに笑ってほろっと泣けて、『あぁ観てよかった』と思えるような作品になっていると思うので、みんなで頑張りたいと思います」
——純烈の皆さんに質問です。稽古でのエピソードを教えてください。
酒井「……言えないよね（一同笑）。菜摘さんが面白くて言えないです」
後上「言えることで言えば、アドリブを任されている部分があって、僕がステージでやるアドリブの8割から9割は、菜摘さんが入りをやっていると思います（笑）」
酒井「じゃあ、言っちゃっていいですか？」
小川「ダメだって（笑）」
酒井「“誰がヅラだ”クイズをやっていたとか、そんなの言えないか（一同笑）。お互いクイズを出し合うという……以上です（笑）」
——「第2部のコンサートで若手歌手の飛び入り参加があれば面白い」と話されていたことがありましたが、今回は実現しそうですか？
酒井「いや、これがないんですよ。前回は、前川清さんや美川憲一さん、瀬川瑛子さん、コロッケさん、森口博子さんに来ていただきました。『今回は純烈だけで勝負しよう！』みたいなスタッフからのプレッシャーがあります」
——「もし来てくれたら、飛び入りでどうぞ」というお話もありましたが、どうですか？
酒井「ちゃんと自分で音源を持ってきてほしいです（一同笑）。こちらでは用意できないので。それだったら可能性はあると思いますけど」
白川「その代わりギャラは500円ですけどね（一同笑）」
後上「安っ（笑）」
——今回、誰の衣装が一番しっくりきていますか？
全員「それは岩永さんじゃないですか？」
後上「髪も伸ばしてきましたからね」
——岩永さんは普段もこういう格好されているんですか？
白川「普段からこういう格好です。タンクトップが多いので」
酒井「長袖の服は持ってるの？」
岩永「ちょっとだけ持ってます」
白川「明治座の初めての稽古で、偉い方が来られるじゃないですか。皆さんちゃんと正装して来るのに、この方だけタンクトップと短パンで来たんですよ（一同笑）。本当にこのままです」
——岩永さんは映画『ランボー』がお好きなんですか？
岩永「あ、はい。好きです（笑）」
酒井「じゃあ、『ランボー』の名シーンを一節どうぞ」
岩永「…エイドリアーン！（注：スタローン主演『ロッキー』の名ゼリフ）（一同爆笑）」
後上「惜しいっ！絶対に放送では使わないでください（笑）」
——白川さんの衣装が若干詐欺師っぽいですね。
白川「違います（笑）。僕はしがないサラリーマン役です（笑）。見ようによっては詐欺師っぽいのかもしれませんが…」
酒井「確かに詐欺師みたいやなぁ」
——最後に酒井さん、締めのあいさつをお願いします。
酒井「明治座と純烈といえば、メンバーのスキャンダル・脱退があり、そして去年は私が事件に巻き込まれたり、いろんなことが常に付きまとうんですよ。今回は何事もなく、千秋楽まで終われればなと…（一同笑）。千秋楽まで突っ走れればと思います」
笑いあり＆感動ありの舞台「ハリウッドスターになりたくない！」最終リハーサルを上演
芝居と歌の2本立てで純烈の魅力を余すことなく届ける2年ぶりの座長公演「明治座9月純烈公演」。合同取材会の後には、第１部の芝居「ハリウッドスターになりたくない！」の最終リハーサルを公開した。
1930年代のハリウッドを舞台に、後上はバーでアルバイトをしているパッド、筋肉隆々の岩永は売れない役者のデビー、白川は気弱なセールスマンのトニー、そして、酒井はコワモテのギャング・ジャックを演じる。パッド、デビー、トニーがある日、ジャックの悪事を知ってしまったことから物語が始まる。3人は車で逃げ出し、フィラデルフィア、シカゴを経て、ハリウッドの映画スタジオに流れ着くのだった。
それぞれ異なるキャラが際立つコミカルな芝居と、ところどころに散りばめられた歌とダンスで、観客を飽きさせない舞台に仕上がっていた。純烈マダムをはじめ、純烈をそこまで知らない人でも、楽しめること間違いないだろう。
新生・純烈が織りなすエンターテインメントをお見逃しなく！
明治座9月純烈公演（東京公演）
開催期間：2023年9月8日（金）〜10月1日（日）
開演時間：12:00／17:00
会場：明治座（〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-31-1）
チケット料金（税込）：
昼の部（12:00 開演）：S席（1・2 階席）￥13,000 、A席（3 階席）￥6,500
夜の部（17:00 開演）：S席（1・2 階席）￥11,000、A席（3 階席）￥6,500
主催：明治座
お問い合わせ：
明治座チケットセンター
03-3666-6666（10:00~17:00）
公演概要
第1部「ハリウッドスターになりたくない！」
作：横山一真、演出：村上大樹
出演：純烈、横山由依、曽我廼家寛太郎、小川菜摘
今林久弥、小林タカ鹿、帯金ゆかり、宮原奨伍、手塚学、根岸愛、田北香世子、アサヌマ理紗、板橋幸大、澄人、カムイ、鈴峯ゆい、藤田誠樹、西部涼介、新居史麻
あらすじ
1930年代、ニューヨークの酒場。売れない役者のデビー（岩永洋昭）、パッド（後上翔太）兄弟とセールスマンのトニー（白川裕二郎）は偶然、ジャック（酒井一圭）というギャングの悪事を知ってしまう。怒ったジャックは3人を始末しようと銃撃し、逃走劇の末、ロサンゼルスへ。3人はジャックから身を隠すためにハリウッド映画のエキストラに紛れ込んだが、その映画は主演女優・プリシラ（小川菜摘）がわがままに振る舞うB級作品。プリシラは若く美しい助演女優・キャロル（横山由依）が気に食わず、いじめてばかりで撮影はしょっちゅう中断していた。一方、ジャックも監督のクラーク（曽我廼家寛太郎）とは昔馴染みで、スタジオに居座っている。ジャックに気づかれないようにする3人だが、デビーとパットはつい演じたがってしまうし、トニーは意外にも芝居がうまく、プリシラに気に入られて相手役に抜擢されてしまい、さらにはキャロルとは恋仲に。それぞれの状況が交錯する中、ついに3人は正体がバレてしまい……。
第2部 純烈コンサート2023「スーパー
スター」
構成・演出：村上大樹
制作協力：株式会社ジースター・プロ、株式会社クレバーエンタープライズ
後援：日本クラウン株式会社
企画・製作：明治座
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