千葉県で相次ぐ記録的短時間大雨情報 勝浦市などでも1時間に約120ミリの猛烈な雨

8日(金)午前11時の雨雲の様子

 気象庁は、千葉県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。

【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
千葉県
 勝浦市付近 約120ミリ(午前10時50分)
 鴨川市付近 約120ミリ(午前10時50分)
 君津市付近 約100ミリ(午前10時50分)
 大多喜町付近 約120ミリ(午前11時00分)
 市原市付近 約100ミリ(午前11時00分)
 いすみ市付近 約110ミリ(午前11時00分)
 御宿町付近 約110ミリ(午前11時00分)

 台風13号は東海道沖を北上し、8日午後には東日本にかなり接近し、上陸する見込み。
 関東甲信では、台風本体や台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降っている。
 伊豆諸島では8日夕方にかけて、関東甲信では8日夜遅くにかけて、大気の非常に不安定な状態が続き、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みで注意が必要となる。
 なお、けさは伊豆諸島南部で1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が解析され、同じ情報が発表されている。

■記録的短時間大雨情報とは
 1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。

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