日本代表に1億円の支援金!! ソフトバンクが五輪出場権奪取のチームへの贈呈が決定【W杯バスケ】

ソフトバンクから支援金1億円の贈呈が決定

9月8日、公益財団法人日本バスケットボール協会は、FIBAワールドカップ2023でアジア1位の成績を収めて48年ぶりとなる自力での五輪出場権を獲得した男子日本代表に対して、チームのメインスポンサーであるソフトバンクから支援金1億円が贈呈されることが決まったと発表した。

日本はファーストラウンド2戦目、フィンランド(同24位)に98-88で劇的な逆転勝利。日本開催となった2006年大会(当時の大会名は世界選手権)のパナマ戦(78-61)以来となる勝利を果たしたものの、東京五輪銅メダリストのオーストラリア代表(同3位)に敗れて17位〜32位決定戦へ。そこでベネズエラ(同17位)、カーボベルデ(同64位)を下してパリ五輪出場権を手にした。

発表された報償内容は、チームに対する支援金として総額1億円。選手やスタッフへの報償および今後のチーム強化費用として活用するという。同協会は支援金について大会前にソフトバンクより提案されていたもので、オリンピック出場権を獲得したことにより、「ご厚意をお受けすることになった」と発表している。

ソフトバンクの榛葉淳代表取締役副社長執行役員兼COOは「ソフトバンクは 2016 年から日本バスケットボール協会、男子日本代表をサポートさせていただいております。沖縄で開催されたワールドカップでの男子日本代表の最後まであきらめない姿勢は、日本全国に勇気と感動を与えてくれました。今後も男子日本代表が世界の舞台で活躍することを期待しています」と今後の活躍も期待しているとコメントを発表。

同協会の三屋裕子会長は「このたび、バスケットボール男子日本代表チームが 1976 年のモントリオール大会以来、48 年ぶりに自力でオリンピックの出場権を獲得したことに対し、男子日本代表チームのメインスポンサーであるソフトバンク様より支援金をいただくことになりました。ソフトバンク様におかれましては、これまでの男子代表チームへのご理解とご支援に対し、この場を借りて深く感謝の意をお伝えいたします。一方、パリ 2024 オリンピック出場権獲得という一つの目標は達成いたしましたが、まだまだ世界の壁は高く、厚いことを再確認できたワールドカップでもありました。パリ 2024 オリンピック、そしてその後に向けて、ソフトバンク様はもとより、皆様のご期待・ご支援に応えて前進し続けるべく、バスケットボール界一丸となり努力を続けてまいりたいと思います」とさらに努力を重ねていくと謝意を表している。

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