JUNG KOOK、「Seven (feat. Latto)」が米ビルボード2023年夏のグローバル・トップ・ソングに

BTSのJUNG KOOKによる「Seven (feat. Latto)」が、米ビルボードのグローバル・チャートにおいて2023年夏のトップ・ソングの称号を獲得した。

この楽曲は、2023年7月29日付のウィークリー・グローバル・チャート“Global 200”で1位を獲得してから9月9日付のチャートまで首位の座を譲っていない。今年の夏季グローバル・ソングは、米国のメモリアル・デーからレイバー・デーにかけて世界で最もヒットした楽曲のランキングで、今年は6月10日から9月9日付のチャートが対象だ。Global 200は、ルミネートが集計した世界200以上の地域からのストリーミングとセールスをもとにランク付けされている。

なお、米ビルボードは南半球の国々が過去3か月間夏ではなかったことを認識している。それらの地域のリスナーは、この3か月間の世界的な大ヒット曲を閲覧することで、少し暖かく感じられるかもしれない。

◎2023年夏季米ビルボード“Global 200”TOP10(集計期間:2023年6月10日~9月9日付)
1位「Seven」JUNG KOOK feat. ラトー
2位「Flowers」マイリー・サイラス
3位「Cruel Summer」テイラー・スウィフト
4位「La Bebe」ヤング・ルーカス×ペソ・プルマ
5位「Ella Baila Sola」エスラボン・アルマード×ペソ・プルマ
6位「Calm Down」レマ&セレーナ・ゴメス
7位「Cupid」FIFTY FIFTY
8位「Last Night」モーガン・ウォレン
9位「Where She Goes」バッド・バニー
10位「Dance the Night」デュア・リパ

「Seven」に加え、FIFTY FIFTYがブレイクしたヒット曲「Cupid」が7位に入るなど、K-POPがこの夏のチャートで輝きを放っている。「Cupid」は、韓国人女性グループが米ビルボード“Pop Airplay”チャートで初めてTOP10入りした楽曲となり、この4人組アイドル・グループは歴史に名を刻んだ。

ラテン・ミュージックも同様に好調で、ペソ・プルーマの2曲を含む3曲がこの夏のグローバルTOP10にランクインした。ヤング・ルーカス&ペソ・プルマの「La Bebe」(4位)、エスラボン・アルマード&ペソ・プルマの「Ella Baila Sola」(5位)、バッド・バニーの「Where She Goes」(9位)で、「La Bebe」以外はGlobal 200でウィークリー1位を獲得している。

TOP10に入ったアーティストが代表する地域は、プエルトリコを含む米国が7組(ラトー、マイリー・サイラス、テイラー・スウィフト、エスラボン・アルマード、セレーナ・ゴメス、モーガン・ウォレン、バッド・バニー)、韓国が2組(JUNG KOOK、FIFTY FIFTY)、メキシコが2組(ヤング・ルーカス、ペソ・プルマ)、ナイジェリアが1組(レマ)、英国が1組(デュア・リパ)となっている。

一方、米ビルボードが毎年発表している夏季のトップ・ソング・チャート“Songs of the Summer”では、グローバルで8位に入ったウォレンの「Last Night」がトップ・ソングの栄冠に輝いている。こちらのランキングは、メモリアル・デーからレイバー・デイまでの総合ソング・チャート“Hot 100”に基づいている。

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