ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏による性加害を今年4月、記者会見で明かした歌手のカウアン・オカモトさん（27）が8日、性加害の事実を認め謝罪した同事務所の記者会見を受け、日本外国特派員協会（東京）で会見を開いた。
カウアンさんは「僕自身、心が少し楽になった」と述べ、同事務所の会見を評価。「傷は、そう簡単に癒えないと心に刻んでほしい。一生をかけて被害者に向き合っていくことが必要だと思う」と話した。
カウアンさんは4月の会見で「12～16年に15～20回ほど性的被害を受けた」と証言。その後、同事務所の元所属タレントらが相次いで被害を公表するきっかけになった。
