【DeNA】牧とバウアーが8月MVP選出 球団4年ぶりW受賞

8月の月間MVPに選ばれた牧とバウアー

 日本野球機構(NPB)は8日、8月の月間MVP賞を発表し、セ・リーグは投手部門で横浜DeNAのトレバー・バウアー、打者部門に牧秀悟が選出された。

 球団では2019年7月度の山崎とロペス以来となる投打ダブル受賞の喜びを分かち合った。6月度に続く今季2度目の受賞となったバウアーが「隣に牧選手がいる状況で受賞できてうれしく思う」と白い歯を見せると、牧も照れくさそうに笑った。

 主砲の牧はルーキーイヤーから3年連続で3度目の受賞。8月の得点圏打率は5割5分で打点は26と勝負強さを見せつけた。

 最も印象に残った一打には、8月30日の阪神戦(甲子園)で放った3ランを挙げた。「あれは入ると思わなかった。あのような打球を打てたことがすごく自信になった」。強くこだわる右中間方向への弾道を喜んだ。

 バウアーは8月だけで6試合に先発して3勝、防御率1.67。「たくさんのいい投手がいる中で受賞できて光栄」と語った。

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