“よさこい宣伝部長”山里亮太、4年ぶり通常開催の高知よさこい祭りで舞い踊る

日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月~金/午前9時)では、MCの武田真一が日本のさらなる魅力を探すコーナー『ニッポン探し隊』の“高知特別編”を、8月31日(木)・9月6日(水)の2週にわたって放送した。

31日放送の前編では、“よさこい祭り”を愛してやまないMCの南海キャンディーズ・山里亮太が、初参加の武田と共に祭りに参加。“よさこい愛”を熱く語った。そして、6日放送の後編では、高知県に移住して10年目の安藤桃子(DayDay.水曜メンバー)も登場。住んでいるからこそ分かる高知県の魅力を紹介した。

■“高知よさこい祭り”4年ぶりの通常開催に山里大興奮

毎度プライベートで “高知よさこい祭り”に通うほど、よさこいを愛してやまない山里。今年もよさこい祭りの様子を自身のSNSで実況、「いくらなんでも最高すぎないか?」と投稿するなど、4年ぶりの通常開催に大興奮の様子だった。そんな山里と共に、今回初参加となる武田。DayDay.の放送終わりに、よさこい祭り最終日に参加すべく高知県へ直行した。

到着するや否や、山里に「スゴい所でよさこいが見られるから」と急かされ“地方車(じかたしゃ)”という、よさこいの音楽を流す移動式のやぐらに乗車した武田。地方車に乗り込んだ2人は、よさこいに訪れた方々から大歓迎を受け、地方車の上から歓声に笑顔で応えた。中でも、山里は毎年通っていることもあり地元の方からの人気が熱く、よさこいに踊り手として参加している人とも仲良さげに話した。地方車の上は山里の言う通りの特等席で、2人は普段は見ることができない場所からのよさこいを堪能。初めてよさこいを見た武田は「これがよさこいか!撃ち抜かれました」と、心をわしづかみにされていた。

■よさこい祭りで魅せる!157チームの情熱的なパフォーマンス

今年の “高知よさこい祭り”には、国内外から157チームが参加。数百メートルにもわたるルートで創作踊りを披露した。よさこいは、鳴子を鳴らしながら前進する踊りで、音楽に“よさこい鳴子踊り”のフレーズが入っていれば、アレンジはなんでもあり。名曲・ヤングマンを使っているチームや、EDMのような最先端なよさこいの楽曲もあった。これには武田も「(チームによって)全然違う!」と驚いた。

■山里亮太が高知県を好きになったきっかけは…

昼食に向かったのは、ご当地の弁当店『くいしんぼ如月(きさらぎ) 上街店』。ここで山里が「高知に来たらこれ食べないと」と薦めたのは、名物“チキンナンバン弁当”。

弁当は山里おすすめの場所で食べることになり、向かう道中では、山里が「司馬遼太郎先生の『竜馬がゆく』を読んで」と、高知を好きになったきっかけを明かした他、坂本龍馬ゆかりの地“上町(かみまち)”を紹介した。そして、坂本龍馬も幼少期に遊んでいたという“鏡川(かがみがわ)”に到着。ここの河原の土手に座り、“チキンナンバン弁当”を食べるのがルーティンだという山里は、「(普通のチキン南蛮はタルタルソースだけど)これは、オーロラソースなんです。これで食べるのがおいしい」と太鼓判を押し、初めて食べた武田は「甘塩っぱくておいしい」と絶賛した。また、食事中も山里は「よさこいって神様を祀って(まつって)いなくて、高知が好きっていう気持ちを鳴子と踊りに任せてやっているんです」と、よさこいの知識を披露。武田も「だからこれほど多彩で、色々な人が自分なりに自由に…まさに、多様性。“SDGs”じゃないですか」と返した。

■よさこい祭りフィナーレで山里が舞い踊る

よさこい祭りに戻った2人は、高知県移住10年目の安藤桃子と合流。祭りのフィナーレ“総踊り”に参加した。総踊りの前には、よさこい大賞を受賞した“とらっくよさこい”が圧巻のパフォーマンスを見せ、高知の“よさこい宣伝部長”を務める山里もステージに登壇。

アーティスト“GReeeeN”がアレンジしたよさこいの音楽にのって華麗な舞を披露し、祭りを締めくくった。武田は「勇気をもらった」と初のよさこい祭りに大満足の様子だった。

【9月6日放送 高知特別編・後編】

■高知の絶景“仁淀(によど)ブルー”を見るはずが…

武田と安藤が、絶景“仁淀ブルー”を求め、仁淀川源流の秘境・にこ淵(ぶち)へ向かった。仁淀川は日本一の透明度を誇る川で、上流では“仁淀ブルー”という鮮やかな青のグラデーションが見られる絶景スポット。しかし、ロケ当日は台風上陸の2日後で、2人は“仁淀ブルー”を見ることができなかった。安藤は「普段は静かな優しい滝が降りて真っ青に澄んで、青のグラデーションが見える」と説明、武田も残念がった。

■映画監督・安藤桃子の高知県おすすめスポット

“仁淀ブルー”を見られなかった武田のために、安藤が、大パノラマの仁淀川を眺めることができるアイス専門店『高知アイス売店』を紹介。

安藤おすすめの席で景色を見た武田は「自然の額縁みたい」と大迫力の景色に感激。安藤が高知県産の天日塩(てんぴえん)を使った塩ソフトにキャラメルとナッツをかけた“塩キャラナッツパフェ”、武田が地鶏・土佐ジローの卵を使ったソフトとフレンチトーストを合わせた1番人気のメニュー“フレンチ・ソフト”を注文し、大パノラマの絶景と共に食事を楽しんだ。

■高知の伝統工芸品を世界一薄い和紙

『土佐和紙工芸村くらうど』で、安藤が高知の名産品を発見。「透けるほど薄い“典具帖紙(てんぐじょうし)”って言う和紙があって」と、伝統工芸品の世界一薄い和紙“土佐典具帖紙”を紹介した。

■安藤おすすめのカレー屋でインドスタイルを初体験

続いて2人が訪れたのは、安藤が4年間通っているというカレー店『錆(さび)と煤(すす)南国本店』。武田は、豚を使ったカレー“ポークビンダルー”を注文。普段は(インドスタイルで)ぐちゃぐちゃに混ぜて手で食べているという安藤に習い、初挑戦した武田は「手の触感が、これも味覚だ」と、インドスタイルでのカレーを味わった。

■“受注7000人待ち”の有名職人がいる田野町へ…

食事を終え到着したのは、自然の力だけで作る完全天日塩の工房。ここにいる、有名職人・田野屋塩二郎(たのや・えんじろう)さんは、塩の味や粒の大きさを自在に操り、オーダーメイドで完全天日塩を作る職人。国内外から注目され、現在の受注は7000人待ち。

武田が“どういうオーダーが来るのか”尋ねると、塩二郎さんは「合う塩をイメージして、こういう味・大きさの塩にしましょうかという感じです」と答え、続いて「(カツオのたたき用だと)カツオを見せてもらって、合う塩に味を変えていく」と熱く語った。そんな塩二郎さんの工房を見学させてもらうことになり、2人は塩を作っているビニールハウスへ。ハウスの中には、ラーメンに使用される“イワシ塩”や、藁(わら)で作った“わら塩”、松茸(まつたけ)を入れた“松茸塩”など、ここにしかないオーダーメイドの塩がずらりと並んでいた。

工房を見学したあとは、塩二郎さん作の“完全天日塩”をいただくことに。スタンダードな塩“塩二郎(黒)”を食べた武田は「口の中でスーっと溶けていく」と話し、安藤も「海そのままって感じ」と味を表現した。
他にも、塩二郎さんが“僕にしかできない塩”と称した“砂糖塩”を堪能。

約5年をかけてゆっくり作られたというこだわりの砂糖塩に、安藤も「これぞキングオブソルト!」と努力を称え、高知旅を締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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