宝石店強盗傷害 主犯格少年を少年院送致 共謀少年は保護観察処分 広島家裁呉支部

広島県呉市の宝石店で発生した強盗傷害事件で逮捕された少年2人にそれぞれ少年院への送致と保護観察処分の決定が下されていたことが分かりました。

この事件は今年1月、呉市内に住む男子中学生2人(それぞれ当時14歳)が、呉市阿賀中央の宝石店でショーケースを割ってネックレスを盗んだうえ、声をかけた店主の男性(62)を殴り頭にけがをさせた疑いで逮捕されたものです。

広島家裁呉支部は、共謀した少年に犯行を持ちかけ主導した少年について「問題点はかなり根深いと言わざるを得ず要保護性はかなり高いものと言わざるを得ない」などとして3月、少年院に送ることを決定しました。

また共謀した少年については「健全な育成を期するために専門家による指導を受けさせることが必要」として8月、保護観察処分としました。

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