【PS目指す日本人選手の仲間たち③】3年ぶり地区優勝も射程圏内、PS進出へラストスパート

3年ぶりの地区優勝を目指し、ナ・リーグ中地区の首位に肉薄する鈴木誠也所属のカブス。鈴木自身も打撃好調でカブスが誇る重量打線を牽引しており、投手陣ではエースがサイ・ヤング賞の有力候補として好投を続けている。

2020年の地区優勝を最後に2年連続で下位に沈んでいたカブスだが、9月に入ってからは猛烈な追い上げを見せている。鈴木誠也は9月に入ってからの全7試合で安打を記録しており、日本時間9月4日からは4試合連続でマルチ安打をマーク。9月6日には今季4度目の1試合4安打も記録した。

鈴木は9月に入って以降、打率.448(20打数以上でリーグ3位)、10打点はリーグトップの活躍でチームの4連勝を牽引している。カブスはそのほかにも強打者が揃い、チームには20本塁打以上を放った選手が4人もいる。今季24本塁打を放っているコディ・ベリンジャーも9月の打率は.379と好調で、鈴木と同様に9月の全7試合で安打を記録し、本塁打はリーグトップタイの4本を放っている。

投手陣では、エースのジャスティン・スティールが9月6日にリーグトップタイの16勝目(3敗)を挙げ、リーグ2位の防御率2.55と併せてサイ・ヤング賞の有力候補となっている。

現在、ワイルドカードレースは2位。しかも、地区首位のブリュワーズには1.5ゲーム差と迫っており、3年ぶりの地区優勝も射程圏に入っている。鈴木だけでなく、チームが現在の好調をどこまで維持できるのか、残り1ヶ月を切ったシーズンの行方からはますます目が離せなくなってきた。

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