田辺支部の2人、11月に全国へ 弓道遠的、和歌山県予選兼ねた大会で優勝

和歌山県大会で優勝し、全国大会に出場する田辺支部の土井弘文さん(右)と石本千夏さん

 和歌山県弓道連盟主催の「和佐大八郎顕彰射会」がこのほど、田辺市目良の市立弓道場であった。ともに田辺支部(田辺市弓道連盟)に所属する土井弘文さんが男子の部、石本千夏さんが女子の部で優勝した。2人は11月25、26日に東京で開かれる第74回全日本弓道遠的選手権大会に出場する。

 江戸時代の弓術家で、田辺市古尾の浄恩寺に墓がある和佐大八郎を顕彰する射会として開き、全日本遠的選手権の県予選会を兼ねた。的までの距離が60メートル、的の直径79センチの遠的で各自10射を行い、的中数で順位を競った。

 男子の部は土井さんが7的中で優勝。女子の部は石本さんが6的中で優勝した。

 県予選会の入賞者は次の皆さん。かっこ内は所属、○は全日本大会の派遣選手。

 男子=(1)○土井弘文(田辺)(2)峪孝(新宮)(3)○江川昌也(和歌山)(4)谷本実(田辺)(5)田中克彦(同)

 女子=(1)○石本千夏(田辺)(2)○川村香(御坊)(3)谷本和美(田辺)(4)山﨑涼子(同)(5)西原照美(同)

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